2016年4月17日日曜日

レオナルド・クレモニーニ

Leonardo Cremonini
(1925年11月26日ボローニャ生まれ –  2010年4月12日パリで没)

享年85歳。

同い年
ジル・ドゥルーズ哲学者)
三島由紀夫(小説家・劇作家)
川本喜八郎(日本のアニメーション作家、人形作家)




独自の鮮やかな色合いで室内やプールに佇む人物などを描いています。

こちらに気づいていない様子の後ろ姿や鏡に写る横顔。
なんだか覗き見てるようで背徳感が刺激される世界観です。

















イタリアの画家クレモニーニは日本ではあまり知られていない画家だと思いますが、

調べてみると1980年に西武美術館で「クレモニーニ展 不確かな日常の影とエロス」という展覧会が開催されていました。


日本語の文献はもしかするとこの展覧会図録くらいかもしれません。




新造形主義の旗手と位置付けられていたそうで、たしかに画面の分割の仕方はピエト・モンドリアンを感じるものです。
フランシス・ベーコンも彼を評価していたそうです。なるほど確かに色彩や人物の歪ませ方など、、なんとなくわかる気がします。

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